2009-06-26 第171回国会 衆議院 環境委員会 第9号
その中で、ある週刊誌で、新聞紙が無用に捨てられている、森林に換算して後楽園ドーム千個分に相当するものが捨てられている。新聞の販売競争の結果として後楽園ドーム千個分の森林が破壊されているということは、政府の努力、そして新聞が強調している地球環境問題の重大さということに全く逆行しています。
その中で、ある週刊誌で、新聞紙が無用に捨てられている、森林に換算して後楽園ドーム千個分に相当するものが捨てられている。新聞の販売競争の結果として後楽園ドーム千個分の森林が破壊されているということは、政府の努力、そして新聞が強調している地球環境問題の重大さということに全く逆行しています。
一番わかりやすい例としては、後楽園ドームがそうです。あれは壮大な実験をやって空気膜というものを日本に導入したわけでして、実は私も一緒に仕事をしておりましたから、これはある建設会社と設計事務所が一緒になってやったわけでありますけれども、よくわかります。
後楽園ドームを使うというような計画になっておりますけれども、これは霊感商法が大分だめになってきて、またバブルの崩壊もありまして、大分赤字になってきた。
後楽園ドームのあの屋根いっぱいに詰めても、千杯を超えると言われる量でございます。それだけの砂が使われている。その砂は、大きく分けて、川砂、山砂そして海の砂というふうになっているわけでございます。
それから、純粋民間といたしまして、ホテルであるとか商店でありますとかいうサービス機関、私立学校、私立体育館、体育施設、文化体育施設、例えば後楽園ドームみたいなものですね。それから印刷屋とかその他首都機能に必要な産業、それから個人住宅。 こういうぐあいに支出を分けますと、第一番目の公的支出に当たるものは三分の一以下にとどまることが当然考えられます。
私は今結婚式に呼ばれましてあいさつすると、ばかの一つ覚えみたいにぜひ丈夫な子供を二人以上産んでください、一・五三という出生率は、実際はこういうことはあり得ないんですが、計算上だと八百年後に日本の人口というのは後楽園ドームにおさまってしまう、そんな趨勢である、だからぜひ二人以上産んでほしい、こういうことを言っておるわけです。
さらに、このまだ住宅が建設されていない第一種住居専用地域、第二種住居専用地域を指定がえをして、そこに屋外型の遊園地というのですか、後楽園ドームの一・五倍のレジャーランドを中心に、一年に百五十万から二百万の客を誘致をしよう、全体の計画の中では年間二百五十万から三百三十万の人を迎えていこう、駐車場は恐らくピークのときは六千台必要だろう、こういうようなのが計画をされているということであります。
そういう人たちは自由時間の過ごし方も、東京ディズニーランドとか後楽園ドーム球場とかああいうところに見られるように、気晴らし、娯楽と、自由時間をお金で楽しむ、そういうふうになってきたわけです。ところが、どんな人でも一カ月休みを与えられて東京ディズニーランドで楽しみなさいと言われると、四日目あたりから働きたくなってくるわけです。